選び抜いた素材
日本の風土と伝統文化が生んだ、昔ながらの味わい
先人より伝えられ、受け継がれてきた蒲鉾製造。
工業化が進んだ現在でも、八木橋ではその技術を大切に”昔ながらの製法”にこだわり、脈々と受け継がれてきた技術。
その技術の結晶が、八木橋の練り物の味わいです。
魚一匹から蒲鉾の原料となるのは、わずかです。その魚の命を大切に、練り物に形に変えて生き返らせる。そんな、心のこもった商品を”昔ながらの手作業”で再現する。
本来あるべき物造りの姿が、八木橋の練り物ひとつひとつに詰まっています。
厳選素材 魚
選び抜かれた鮮魚
現在、冷凍すり身が蒲鉾の原料の主流となっておりますが、八木橋では、国産の近海原料魚を中心に生の魚より自社で加工し、すり身にしています。
その種類はそれぞれの魚の特徴、商品の種類に応じて年間10数種もの魚を使用しております。
また、季節に応じた旬の魚などを複数ブレンドすることによって、魚本来の旨みを活かした商品作りを行っております。
八木橋がこだわり使用するワラスガは、身が白く弾力に富み、蒲鉾の高級原料となっております。
また、はんぺんを作るのに不可欠な鮫、板蒲鉾のグチ等、魚へのこだわりを追究し続けております。
伝統継承 塩
こだわり抜いた天然塩
蒲鉾作りで最も大切な工程です。
現在では作業の効率化や量産化のためカッターを使用している。
蒲鉾屋が多い中、八木橋では昔ながらの石臼ですりつぶしすり身にします。
石臼ですると時間はかかりますが、魚の細胞を壊すことなく旨みの詰まったすり身へと仕上がります。
また、食感も硬くならず、程好いしなやかさをもった歯切れの良い蒲鉾になります。
伝統継承 材
旨みを活かす調味料
魚の旨みを生かすため、化学調味料は一切使用せず、みりん、塩、砂糖、昆布だし、でん粉等、最低限の調味料で仕上げております。
みりんには、三河産の国産原料のみを使用した天然醸造みりんや埼玉県産の天然醸造の塩みりんを使用しております。
昆布だしは北海道産の天然根昆布だしを、でん粉も北海道産馬鈴薯でん粉を使用しております。
伝統継承 油
風味を醸す油
さつまあげの風味、味を引き出すのに、最も大切な揚げ油。
八木橋ではこの揚げ油に非遺伝子組換の菜種キャノーラ油を使用しております。
もちろん消泡剤などの添加物は含まれておりません。
伝統継承 具
選び抜いた新鮮野菜
野菜などの具材もすべて国内産の非遺伝子組み換えのものを使用しております。
また、野菜などを自社で加工。
その日のうちに使用する分のみをカットし、新鮮なまま使用しております。